2019年7月16日火曜日

女性のアーティストが親になる時

 先月、トークイベントに参加させて頂きました。皆様、私の発表を見守って下さりありがとうございました。美術家の岡田裕子さん、写真家の長島有里枝さん、モデレーターを務めてくださった相馬千秋さん、そしてキャサリンさん、海田さん、岡本さんに感謝です。私の子供が壇上に出てきてしまったり、赤ちゃんが何人もいたので会場の一角にキッズスペースのようなものを作っても良かったかなとも思いつつ。
 岡田さんと長島さんのトークは熱く、圧巻でした。

 イベント後メールなどで、何軒か後輩から育児について相談がきました。私(山本)は3歳の子供がいるというリアルタイムの育児中なので、保育園の入園方法について具体的に聞きたいとか、個人事業主の話も聞きたいとか、、、そんな話も少しすれば良かったかもしれないと思ったり、、、、美術をやっていくのも大変、育児も大変、稼ぐのも大変、、、次世代のママアーティストたちの何か助けになれたらなあ。
 「育児も美術もなんとかなる!」って言って元気に帰っていった妊婦さんや子連れさん、また会いましょ~。
 岡田さんや長島さんにもまたお会いしたい!!!

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余談

何で私がかつて個人事業主になったのかというと、切っ掛けが二つあって。
一つ目のきっかけは私がオランダ留学の最中、学校の廊下ですれ違った日本人の友達が個人事業主についての資料を持ち歩いていたから。その当時、私は内容も何も知らなかったのですが、この友達に教えてもらった「個人事業主」という漢字が留学中だったこともあり、妙にかっこよく見えて、すごいなあ、、いつか私も「コジンジギョウヌシ」"cojinnjigyounusi"になりたいと憧れの眼差し見ていました。
二つ目のきっかけは、留学から帰ってきてから。私はレジデンスなどで助成金を頂いたり、イベントなどで制作補助金、ありがたいことに賞金などを頂きました。その時に私たち若手アーティスト同士で「困った、税金が高い、どうしよう」と困窮していたら、イベント制作中に出会った先輩アーティストの方から個人事業主の手続きなどをしないと税金が戻ってこないことを聞き、危機感をもち、そしてそして、これは今やらないとヤバいということに気づき、重い腰を起こして実行に移していきました。
 今までお会いしたアーティスト方たちがヒントをくれて、それが今、子育てするときにも役に立っていて響いています。色んな切っ掛け、出会いの重なりが本当にありがたいです。大学の授業とかではやらなかったな、、、、こんなこと。あれ、なんでだろう。。。